フレーム交換でニューマシンに!

サイクルスタッフ

2010年01月08日 18:05

ロードバイクに限りませんが自転車というのは数多くの部品の集合体で、もちろんフレームもその一部ということになります。

なので自転車屋に行くとフレームだけがぶら下がったりしている光景が見られたりするわけです。


そして今回の材料は2010年モデルとしてデビューしたSPECIALIZEDS-WORKS TARMAC SL3のフレームセット[フレーム、フォーク、シートポスト]です

すごい人気でもうすでにメーカー在庫は完売という貴重品な一本

実は店頭にはフレームサイズ52cmと54cmの2本があって、どちらもお客様の身長に合うサイズということで、実際選ぶのにはかなり悩みました

結局股下寸法から測ったシートの突き出しが美しく見える54cmに決定しましたがこのあたりをじっくりお客様と相談しながら決めてゆくのは自転車屋冥利に尽きる時間です

 
とりあえずお約束の重量測定を。。。

最新のフレームだけ納得の軽さです!【まあ重量の軽さだけでもダメなんですけどね。。。】

作業台にセットしていよいよ組み立て開始!今回は前に乗っていた自転車からのパーツ乗せ替えになるので比較的スムーズにすすむハズ。


各パーツを取り付けると、とりあえずは自転車のカタチにはなってくれますが。。。

ここからが腕の見せ所ブレーキ&シフトのワイヤーを張って調整を行なってゆきます。その前にバーテープもキレイに巻かなければなりませんね。

最後はハンドルの高さを決めて余分なコラムをカット、お客様に立ち会ってもらいながらサドルの前後位置とハンドルの角度を決めてようやく出来上がりです

ということで、あこがれのS-WORKSフレームを手に入れたN氏でしたが、年末の辺戸岬往復で使用したインプレは「すごく走るバイク!」だったと感動していただけました。

とにかく満足していただけたようなので王様としてもうれしい限り

ちなみにこのバイクコンポはデュラと105のミックスで決して最高級仕様というわけではありません、実際バイクを走らせるのはホイール、タイヤ、フレームですから、まずはホイールのアップグレード化をはかり、次にフレーム交換を行うのがオススメの進路でしょうね

おかげさまで最近フレーム交換を行なうお客様も増えてきました!ほとんどがロードバイクですが、何年か1台目のバイクに親しんでステップアップしようかな?というときにはもう一台新車を買うよりはフレームだけを交換するほうがずっとリーズナブルで無駄がないのと、実際にツール・ド・フランスなどでトッププロが使用しているのと同じ機材を楽しめるというのは大きいですよね!

またレベルの高いフレームは本当に良く走り、良く曲がってくれるので、バイクに乗るのがますます楽しくなってしまうという特典がもれなく付いてくるわけです
関連記事